quickrun.vimの始め方
quickrun.vimとは
Vimで編集中のコードに対して、ショートカットで実行結果をsplitウィンドウに表示してくれるVimプラグインです。
作者のブログ
quickrun.vim 0.6.0 リリース予告 - 永遠に未完成
作者作成の資料
yokohama.vim #3(http://atnd.org/events/28602)の発表資料 — Gist
ドキュメント(日本語)
quickrun/doc/quickrun.jax at master · ujihisa/quickrun · GitHub
参考記事
新卒さん向け、速攻でプログラミングをマスターできるvimプラグイン「quickrun」:phpspot開発日誌
インストール
gitリポジトリをダウンロード
[root@dev git-repos]# git clone https://github.com/thinca/vim-quickrun.git
v0.6.0devを使用したいのでbranchを切り替える。
[root@dev git-repos]# cd vim-quickrun [root@dev vim-quickrun]# git branch -a * master remotes/origin/HEAD -> origin/master remotes/origin/master remotes/origin/v0.5.0dev remotes/origin/v0.6.0dev [root@dev vim-quickrun]# git checkout remotes/origin/v0.6.0dev
autoload, plugin以下を$HOME/.vim/以下にコピー。
[root@dev vim-quickrun]# cp -r autoload plugin $HOME/.vim/
インストール完了。
実行結果画面を下へ分割する
Vimのデフォルトでは、結果が上に分割、または左に分割ですが、それぞれ下と右に分割します。
.vimrcに以下を追加
set splitbelow "新しいウィンドウを下に開く set splitright "新しいウィンドウを右に開く
ドキュメントをみるとsplitの設定は以下のようになっているようです。
quickrun/doc/quickrun.jax at master · ujihisa/quickrun · GitHub
split (*) *quickrun-option-split* 出力専用バッファを開く際の補助コマンドを指定します。バ ッファを開く際に |:split| コマンドの前に挿入されます。 |:tab| も指定できますが、タブページ内に出力専用バッフ ァが存在しない場合常に新しく開くのでおすすめしません。 デフォルトは '{winwidth(0) * 2 < winheight(0) * 5 ? "" : "vertical"}' です。
Vimのウィンドウサイズが2:5よりも横長なら横分割になるようです。
その他
結果に実行時間を表示
:QuickRun -hook/time/enable 1
常に表示する場合は.vimrcに以下を追記
let g:quickrun_config = {'*': {'hook/time/enable': '1'},}
ファイルタイプを指定
:QuickRun ruby
または
:set filetype=ruby
引数指定
:QuickRun -args foo
複数引数指定
:QuickRun -args "foo bar baz"
このコマンドが必要になるはず
Vimで分割したウィンドウを一括で閉じる
:qa