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Shoken Startup Blog

KitchHike Founder/CTO

未来世界ナウル

資源発掘による富のために働くことを忘れた国ナウル共和国
人々は、資源を掘り尽くしても働くことを思い出せない。。。


世界の果てまでイッテQ!という番組で、「日本人に一番人気が無い国ってどんな国?」というタイトルでナウル共和国という国が紹介されてました。番組では、「人気が無い=旅行者・長期滞在者が少ない」だったけど、そんなことは実はどうでもよくて、この国の歴史の印象が強すぎた。


番組を見て、なんとも言い表せない気持ちに。
本当にこんな手塚治虫のマンガの設定みたいな国が存在するなんて。


ナウルは、人口10,131人(2006年)。筑波大学の学群の新入生が大体2000人くらいだから、学群生 x 4年 + α くらい。広さは東京と品川区と同じくらいの小さな島国です。一般に首都はヤレンとされている。ヤレンの人口は1100人(2004年)。


詳しい歴史やデータはWikipediaを見てもらうとして、非常に簡単に説明すると、

  • 1900年前半まで、自給自足が基本の小さな島国
  • 豊かな資源(リン鉱石)の輸出とその利益を国民に分配する政策で、国民が大変金持ちになる。海外旅行・外食は当たり前、誰も働かなくなる。どのくらい豊かというと、1981年当時ナウル1人当たりGDPは日本の二倍。
  • リン鉱石が尽きる。国民は急激に収入が減るが、豊かな生活に慣れた国民は生活を変化することができなかった。失業率90%。糖尿病患者・予備軍の人数が世界一。(←番組で人数と放送されていた気がするが、これって国民数に対する割合では?日本の糖尿病予備軍含めて2000万人って言われているらしいのですが。。。俺の聞き間違い?)


まとめ


国民全員が遊んでくらせる資源を発見。出稼ぎ労働者使って採掘しまくり。国民は贅沢を覚え働かなくなる。

資源が有限なのはわかっていたが、今幸せならそれで良し的刹那主義で、有効な対策をせずに採掘しまくる。

採掘しまくったあげく、資源が枯渇。国民急激に貧乏に。しかし、裕福な時代の食生活を変えることができずに、糖尿病率世界NO1。失業率90%。みんな平日からブラブラ。


世界の行く末か。
50年は進んでるな、ナウル


人は、一度覚えた贅沢は忘れられないのね。


新たな産業を起こすために高校教育に力を入れていて、「働くことが当たり前の国にする」って言ってたけど、回りの大人のほとんどがニートだと説得力ないのでは。


Wikipediaからの引用
繁栄期

20世紀末まではリン鉱石の輸出によって、オーストラリアとニュージーランドを除くオセアニア諸国のなかではもっとも経済的に繁栄していた。ほぼすべての食料品と工業製品はもちろん、政府職員を除くほぼすべての労働者も出稼ぎ外国人に依存しており、国民は働く必要がほとんどない状態だった。貿易依存度は輸出、輸入とも110%という異例な値である。

資源減少期

1989年にリン鉱石の採掘量がはじめて減少し、21世紀に入ってリン鉱石がほぼ枯渇すると、政治的、経済的な奇策に走った。

現在

電力不足、燃料不足、飲料水不足が深刻化しており、主たる産業も無いことから、現在は諸外国からの援助が唯一の外貨獲得源となっている。

Wikipedia
ナウル - Wikipedia